【NASAが開発】史上最大の「宇宙望遠鏡」打ち上げ
NASA(=アメリカ航空宇宙局)などが開発した史上最大の宇宙望遠鏡「ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」が25日、南米のフランス領ギアナから打ち上げられました。
「ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」は、NASAなどが1兆円あまりをかけて開発したもので、25日、南米のフランス領ギアナの宇宙センターから打ち上げられました。
この望遠鏡は1990年に打ち上げられたハッブル宇宙望遠鏡の後継で、直径6.5メートルの主鏡とテニスコートほどの大きさの遮光板で構成されていて、史上最大です。ハッブルでは解明できなかった、宇宙で最初にできた銀河の観測や太陽系外に生命が存在できる環境があるかなどを調査する予定で、観測の開始は来年夏頃になる見通しです。
NASAは打ち上げ後、ツイッターに「新たな時代の始まりだ。我々の宇宙への理解を変えてくれるだろう」と投稿、今後の観測に期待感を示しました。
(2021年12月26日放送)
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