金総書記「努力続ければ関係改善は可能」 文大統領と親書交換(2022年4月22日)
まもなく任期が終わる韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が北朝鮮の金正恩総書記と親書を交換し、金総書記は「努力を続ければ関係改善は可能だ」と応じたということです。
韓国政府の発表によりますと、文大統領は20日に送った親書で「南北対話が期待したところまで至らず残念だ」としたうえで、「対話によって対決の時代を乗り越えアメリカとの対話の早期再開を希望する」と伝えたということです。
これに対し、金総書記は「任期の最後まで民族の大義のために尽くしてきた」と文大統領をねぎらい「互いが努力を続ければ関係改善は可能だ」と応じたということです。
親書交換は終始和やかな雰囲気で行われていて、激しく対立している尹錫悦(ユン・ソクヨル)次期政権への対応と比べて、北朝鮮側の温度差が際立っています。
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