大阪・JR天王寺駅 ホームから“突き落とし”・・・男を逮捕「肩ぶつかりカッとなった」(2022年4月21日)
通勤時間帯の大阪市・JR天王寺駅で、男性をホームから線路に突き落としたとして、会社員の男が現行犯逮捕されました。
■「肩ぶつかりカッとなった」
事件が起きたのは、通勤客で混雑する20日午前7時半ごろ。大阪市・JR天王寺駅のホームで、男性が線路上に突き落とされました。
落とされた63歳の男性は、電車が到着する前に救助されましたが、両足を打撲するなど全治3週間のけがをしています。
この事件で、会社員の大西康介容疑者(50)が、殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されました。
2人の間に一体、何があったのでしょうか。
大西容疑者(警察への取材から):「ホームで肩がぶつかり、カッとなった」
警察によりますと、2人はホーム上で口論となり、大西容疑者が男性の胸を突き飛ばしたところ、男性は線路に転落したということです。2人に面識はありませんでした。
一歩間違えれば、命を落としかねない今回の事件。ホーム上での危険な経験について、街の人からは、次のような声が聞かれました。
70代女性:「電車を待っていたら、後ろからボンと当たっていった人がいる。すごく怖い思いをしました」
20代女性:「朝とかの通勤ラッシュだと、線路ギリギリを歩くことになるので。人がいっぱいいると、危ないと思ったことはある」
また、通勤ラッシュの時間帯は、トラブルになりやすいという声もありました。
30代男性:「割り込みされることがあるんで、ちょっとイラッとする時はある。カッとなって、舌打ちぐらいはするかも・・・」
線路への転落防止に効果的なのが、ホームドアです。
2019年度にすべての駅に設置を完了した東急電鉄では、転落事故の件数が劇的に減少しました。
JR東日本も、昨年度までに、92の駅にホームドアの設置を終えていて、2031年度の末ごろまでには、主要330駅に拡大するとしています。
(「グッド!モーニング」2022年4月21日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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