クラスター爆弾使用で死傷者 ミコライウの住宅地で(2022年4月16日)
ウクライナの南部や東部で激しい攻防が続くなか、南部ミコライウではロシア軍がクラスター爆弾を使用し、多数の死傷者が出ているとウクライナ側が発表しました。
ウクライナ議会によりますと、15日、南部ミコライウの住宅地がロシア軍のクラスター爆弾による攻撃を受け、5人が死亡し15人がけがをしたということです。
ウクライナ国防省は南東部マリウポリで14日、ロシア軍が初めて長距離爆撃機による爆撃を行ったと明らかにしました。
東部のハルキウでも砲撃によって7カ月の乳児を含む10人が死亡し、35人がけがをするなど被害が拡大しています。
一方、ロシア国防省は15日、「ウクライナがクラマトルシクと同様の凶悪な挑発を準備している」「ハルキウのロゾワ駅に集まる避難民をまもなく攻撃する予定だ」と発表しました。
57人が犠牲となったクラマトルシク駅での攻撃を巡っては、ウクライナ側がロシア軍の攻撃だと主張する一方、ロシア側は否定しています。
今後、ウクライナの攻撃と見せかけるためのロシア軍の偽旗作戦が実施される恐れもあります。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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