巡洋艦「モスクワ」沈没 米高官「ウクライナのミサイル２発が命中」
14日に沈没したロシア黒海艦隊の巡洋艦「モスクワ」について、アメリカ政府高官は「ウクライナのミサイル2発が命中したことを確認した」と明らかにしました。
ウクライナ沖の黒海を航行していたロシアのミサイル巡洋艦「モスクワ」で14日、火災が発生し、その後、曳航中に沈没しました。火災の原因についてロシア側は「調査中」とする一方、ウクライナ側は「ウクライナのミサイル『ネプチューン』による攻撃で深刻な打撃を与えた」としていました。
アメリカ政府は当初、「火災の原因は確認できない」としていましたが、国防総省の高官は15日、「『モスクワ』にウクライナのネプチューンミサイル2発が命中したことを確認した」と明らかにしました。「モスクワ」はロシア黒海艦隊の艦船の中でも指揮官が乗る『旗艦』とされ、ロシア軍によるウクライナ侵攻にも一定の影響が出るとみられています。
（16日04:41）
