恵比寿駅のロシア語表示隠し 松野官房長官「差別助長に繋がらない配慮が必要」
東京のJR恵比寿駅のロシア語の案内表示がJR東日本によって隠された問題で、松野官房長官は「差別の助長に繋がらない配慮が必要」と指摘しました。
松野博一 官房長官
「いかなる場合も、差別の助長につながらない配慮が必要であるものと認識をしており、引き続き、JR東日本において、適切に対応されるものと考えています」
松野官房長官は、訪日外国人旅行者の利便性向上などの観点から駅などの施設で多言語の表記が推進されているとした上で、このように述べました。
JR東日本は、ロシアのウクライナ侵攻後、恵比寿駅のロシア語の案内表示について、利用客のクレームを受けて、覆い隠していましたが、ロシア人に対する差別に繋がるとして、対応を問題視する声が相次ぎ、きょうから元に戻しています。
(15日17:32)
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