【財務省”審議会”】今月導入の「リフィル処方箋」など議論
財政状況が一段と悪化するなか、国の予算のあり方を考える財務省の審議会が開かれました。社会保障について議論した13日は、今月導入が始まった「リフィル処方箋」などについて話し合われました。
13日の審議会では新型コロナのワクチン確保などと共に、今月導入された「リフィル処方箋」について話し合われました。
「リフィル処方箋」は3回を限度に1枚の処方箋を繰り返し使える制度です。医師が「リフィル可」という項目に印をつけると、指定された期間に薬局に行けば薬を受け取ることができるしくみです。
この制度を使えば慢性疾患の患者でも診察料や待ち時間の負担なしに薬を受け取ることができます。薬をもらうためだけの、いわゆる「お薬受診」をなくせば医療保険や税金でまかなわれている医療費の抑制にもつながります。
ところが、日本医師会などは制度の普及には慎重姿勢です。リフィル処方箋を出すかどうかは医師の判断に委ねられているため、思ったように普及していないのが現状です。
13日の審議会では、普及が進まない理由は診察するたびに支払われる診療報酬のあり方にあるのではないかといった意見が出されたということで、増田会長代理は「患者にも、医師にも、薬剤師にとっても意味のある制度なので、趣旨をきちんと理解してもらうことが必要だ」と述べ、制度の活用を訴えました。
(2022年4月13日放送)
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