煙と銃声でラッシュ時のNY地下鉄大混乱 乗客が恐怖を語る(2022年4月13日)

煙と銃声でラッシュ時のNY地下鉄大混乱 乗客が恐怖を語る(2022年4月13日)

煙と銃声でラッシュ時のNY地下鉄大混乱 乗客が恐怖を語る(2022年4月13日)

 通勤時間帯のニューヨークの地下鉄でガスマスク姿の男が銃を乱射し、確認された負傷者は、これまでに23人に上ります。この男は現在も逃走を続けていて、市民の間では不安が広がっています。

 地下鉄の車両のドアが開くと、乗客が一斉に飛び出してきました。
 
 駅のホームに白い煙があふれ、人々の悲鳴が響き渡ります。

 けがをしたのか、肩を借りている人や足を引きずっている人も・・・。

 そのまま床に横たわってしまいました。

 12日午前、ニューヨーク・ブルックリンの地下鉄で男が銃を乱射、10人が撃たれるなど少なくとも23人がけがをしました。

 その時に一体、何があったのか。車内の映像では数発の銃声が鳴りました。

 男は犯行の直前にガスマスクを着けた後、車内を煙で充満させてから33発以上、銃を乱射したとみられます。

 車内やホームには至る所に血だまりが・・・。そして、男は逃走。

 現場からは銃や弾倉のほか、発煙装置などが入ったかばんが見つかったといいます。

 現地メディアでは自動小銃や手おの、ガソリンなどが入っていたとの報道もあります。

 朝の通勤時間帯というラッシュアワーの地下鉄、そして車両の中という密室・・・。

 ニューヨークに衝撃が走りました。

 通勤のために車両に乗っていた男性が、その恐怖を語りました。

 乗客:「右手を見ると車内が煙に包まれていて、人々が私の方へ走り出しているのに気が付きました。私は彼らを落ち着かせようとしました。恐らく彼らは銃を持った男を見たのでしょうが、私は、ただの火災だと思っていました。なので私は『パニックにならないで下さい。パニックになればより悪いことになります』といいました。何が起こっているのか私には分かっていませんでした」

 そして、その20秒から30秒後、銃の乱射が始まったというのです。

 乗客:「銃撃は約2、3分続いたように感じました」

 皆、パニックに陥っていたといいます。

 乗客:「私の隣にいる男性が床に倒れていて、彼の足が血に染まっていることに気が付きました。私は『これはあなたの血ですか、出血しているんですか?』と尋ねました。彼は何も言いませんでした。そして床全体が血塗られていることに気が付きました。それで誰かが銃撃しているんだと理解しました。その時、私たちは幸運でした。電車が次の駅に非常に近かったからです。私たちは息苦しく息ができないほどだったのですが、ドアが開いたので私たちは幸運でした」

 一方で、逃げられずに撃たれた人も・・・。

 乗客:「私の前に妊婦がいました。私は彼女を助けようとしました。最初、銃の発砲があったことを私は知りませんでした。私は彼女をハグしました。(後方へ)走る人々の動きは続いていて私は押されました。撃たれたのはその時だと思います。ひざの裏側を撃たれました」

 銃で撃たれた男性はヘッドフォンをしてスマートフォンを見ていたため、男の顔をしっかりとは見ていなかったといいます。

 乗客:「赤いパーカを着て地下鉄から出てきたのは私です。ひどく痛みます。私の人生で最悪の痛みです」

 現場はニューヨーク市のブルックリン地区にある地下鉄36丁目駅です。

 周囲は綺麗に区画され、近くには大きな公園もある住宅街です。

 海外メディアによりますと、マンハッタンから車で15分でヒスパニック系やアジア系の労働者が多く住む地区だといいます。

 そして、事件は急展開します。地元警察が重要参考人として62歳のフランク・ジェームスという男の顔写真を公開したのです。

 CNN:「私がいるブルックリンの事件現場でクレジットカードが落ちていたと情報が寄せられた」

 現場に残されたクレジットカードと東部ペンシルベニア州で借りられた引っ越し用のトラックの情報などから男が浮上したといいます。

 地元メディアによりますと、重要参考人の男は、ここ数年、SNSに数十本の動画を投稿していて、ニューヨーク市長の政策の批判やホームレス問題など、偏見に満ちた意見を述べるなどしていたといいます。

 警察は犯行の動機などは不明とし、5万ドルの懸賞金をかけるなど、重要参考人の男の行方を追っています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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