「XE系統」を国内で初確認 米滞在の30代女性(2022年4月11日)
新型コロナ・オミクロン株の新たな系統「XE」の感染者が国内の空港検疫で初めて確認されたことが分かりました。
厚生労働省によりますと、「XE系統」と呼ばれる新たな変異株への感染が確認されたのはアメリカに滞在歴がある30代の女性です。
女性は先月26日に成田空港に到着し、無症状でしたが、検疫の検査で新型コロナの陽性となり、その後の詳しい検査で「XE」への感染が確認されました。
「XE」はオミクロン株の複数のタイプが組み合わさったもので、国内で確認されたのは初めてです。
国立感染症研究所によりますと、感染者が増える速度は「BA.2」よりも12.6%速いとされています。
ワクチンや治療薬は「BA.2」に対するのと同じ効果があると考えられています。
今回、検出された「XE」がイギリスで流行しているものに由来するかは分からないということです。
検疫ではオミクロン株の組替えと考えられる検体が他にも2つ見つかっていますが、これまでに分類されている系統に該当せず、感染研は判定ができなかったとしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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