JR西がローカル線収支を初公表『費用に対する収入割合5.7%』も…赤字路線の危機(2022年4月11日)

JR西がローカル線収支を初公表『費用に対する収入割合5.7%』も…赤字路線の危機(2022年4月11日)

JR西がローカル線収支を初公表『費用に対する収入割合5.7%』も…赤字路線の危機(2022年4月11日)

JR西日本は利用者が少ないローカル線の収支を初めて発表しました。

 JR西日本が収支を公表したのは1日の平均乗客数が2000人未満の17路線30区間です。近畿エリアでは、2018年度~2020年度平均の費用に対する収入の割合が『加古川線・西脇市~谷川間=5.7%』と最も低く、『山陰線・城崎温泉~浜坂間=9.8%』などと、営業損益は全て赤字でした。

 JR西日本は、近畿圏の在来線や新幹線などで稼いだ利益で赤字のローカル線を維持してきましたが、コロナ禍に伴う外出自粛やリモートワークの普及で都市部の利用客も減り、ローカル線の維持が困難になっています。

 (JR西日本・総合企画本部 飯田稔督次長)
 「どういう形だったら持続可能にご利用しやすい形になるんでしょう、と。100%私たちの負担で『このままやってください』と言われたら、それはちょっと困ります、と」

 JR西日本は今後、沿線自治体などとバス路線への転換も含めた議論を求めたいとしています。

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