ゴルバチョフ氏「信頼醸成なくして北方領土問題解決できず」
ゴルバチョフ元ソ連大統領はJNNの書面インタビューに応じ、北方領土問題について、「相互の信頼醸成なくして困難な問題の解決はできない」と対話の重要性を指摘しました。
ミハイル・ゴルバチョフ元大統領。ソビエト連邦崩壊から30年を迎えるにあたり、JNNはメディア1社と合同で書面インタビューを行いました。ゴルバチョフ氏はかつて、91年4月にソ連首脳として初めて来日、北方4島の名前を明記し、領土問題の存在を認めた「日ソ共同声明」に署名しました。
ゴルバチョフ氏
「私の立場は、協力関係を築き、互いの国民の認識を変えるなどし、問題解決のための最適なアプローチを探すことでした」
それから30年経ち、ロシアのプーチン政権では領土問題を否定する強硬な声が強まっています。
ゴルバチョフ氏
「私は今でも、大きな成果を上げるためには、あらゆる分野での協力発展、首脳、閣僚、専門家レベルでの協議が必要であると確信しています。これが相互の信頼を醸成できる唯一の方法であり、それなくしては困難な問題の解決にはつなげることはできません」
ゴルバチョフ氏は「対話を中断すべきではない」と指摘。そのうえで、「交渉をおそれずに、最も困難な問題を議論の俎上に載せなくてはならない」と述べています。(23日11:59)
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