フランス大統領選 マクロン氏とルペン氏による決選投票が確実に
フランス大統領選挙の1回目の投票が10日に行われ、現地メディアは現職のマクロン氏と極右政党のルペン氏が24日に行われる決選投票に進むことが確実になったと伝えました。
記者
「マクロン氏が会場に姿を現しました。大歓声があがっています」
現職のマクロン氏は、さきほどパリ市内の会場に姿を現し、支援者の歓声にこたえるとともに「決選投票まで気を抜いてはいけない」と語りました。
フランスの公共放送によりますと、出口調査の結果は現職のマクロン氏が28.1%でトップ、極右のルペン氏が23.3%、急進左派のメランション氏が20.1%で、マクロン氏とルペン氏の2人が24日に行われる決選投票に進むことが確実になったとしています。
マクロン氏支援者
「フランス国民の期待を示したものだと思います。この5年間に満足した人が多かったということです」
マクロン氏とルペン氏の決選投票は2017年の前回に続き2回目で、今後、ウクライナ情勢の影響を受けた経済への対応やNATO=北大西洋条約機構などの安全保障のあり方などについて論戦が繰り広げられることになります。
(11日05:28)
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