22歳のウクライナ女性が神戸に…大学が奨学生にする意向 一方で家族はウクライナに(2022年4月8日)
軍事侵攻を受けるウクライナから日本へ避難した人々は、4月6日時点で437人となっています。そして4月7日夜にも、神戸空港にウクライナ人女性が降り立ちました。やや疲れた表情で到着口から現れたのはウクライナ・キーウからの避難民であるユリヤ・ゴルバチュクさん(22)です。
(ユリヤ・ゴルバチュクさん)
「日本にありがとうと言いたいです。語学学校や支援者が日本に来るのを助けてくれました。助けてくれてありがとうございます。この戦争が終わることを祈っています。本当におぞましい戦争です。大勢の人が殺されました」
ゴルバチュクさんは現在22歳。キーウの大学院を去年12月に修了したばかりのエリートです。ロシアの軍事侵攻が始まるまで、法律の世界に進むべく弁護士事務所で働いていたといいます。キーウから家族と共に避難し、ゴルバチュクさん自身は隣国モルドバに渡りましたが、家族は途中で別れてウクライナ西部に留まっているといいます。
(ユリヤ・ゴルバチュクさん)
「ここに来られてうれしいですが家族のことは心配です」
2年前の夏に日本を訪れたことのあるゴルバチュクさんは、今年3月に自ら日本の語学学校に「日本語を学びたい」「日本に行きたい」とメールを送りました。このメールをきっかけに渡航費などを負担してくれる支援者らとつながったといいます。現在、神戸市内の大学がゴルバチュクさんを奨学生にする意向を示していて、当面の間、日本で学びながら避難することになりそうです。
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