【犯行全容】多くの人巻き込む“殺意” 大阪放火殺人
25人が亡くなった、大阪市の放火殺人事件。23日で被害者全員の身元が特定されました。また、今も意識不明の重体だという谷本盛雄容疑者について、分かったのは、より多くの人を巻き込もうとする、その殺意でした。
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25人が死亡した放火殺人事件から24日で1週間。23日も現場付近では、手をあわせる人や、手向けられる花も後をたちません。
23日も、京都市山科区の男性(30)と大阪市東住吉区の男性(46)、2人の身元が明らかになり、これで亡くなった全員の身元が判明しました。死因は全員、一酸化炭素中毒とみられています。
今も意識不明の重体だという谷本盛雄容疑者(61)。分かったのは、より多くの人を巻き込もうとするその殺意でした。
谷本容疑者はエレベーターで来院すると、両手に持っていた紙袋を置いて受付へ。診察券のようなものを出してエレベーター前に戻ると、袋の1つを傾け、漏れ出た液体に火をつけると一気に引火。さらにもう1つの袋も非常口の方に投げつけ、火が燃え広がったといいます。
現場にいた人たちは、奥の方へと逃げていきました。この間、わずか数分の出来事でした。
救急隊が駆けつけた時、谷本容疑者は診察室側と待合室とを区切る扉の手前に倒れていて、閉じた扉の奥では、26人が心肺停止状態で倒れていたといいます。
多くの犠牲者を出すため、クリニックにいた人を奥に閉じ込めたとみられる谷本容疑者。警察が詳しい状況を調べています。(2021年12月23日放送「newszero」より)
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