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首都キーウから避難した空手家の妻と孫娘
一足早く、3週間前に日本に避難したウクライナ人女性と大学生の孫を取材しました。今、不安に感じていることは。
きのう、埼玉県内で花見をしていたのは、ウクライナ人のヴィクトリアさんと、孫娘のディアナさん。
首都キーウに住んでいた2人は、空爆音を聞くと、日本への避難を決断。ポーランドを経由して先月10日、成田空港に降り立ちました。2人を迎えたのは、ヴィクトリアさんの夫・盧山初雄さんです。
ヴィクトリアさんの夫 盧山初雄さん
「やっと会えた。元気か?大丈夫?」
ヴィクトリアさん
「今、私は幸せを感じています」
実は、盧山さんはロシアやウクライナでも有名な極真空手の指導者。おととし、キーウで訪れた学校の理事長、ヴィクトリアさんと出会い、去年結婚しました。
しかし“定年まで働いたら日本へ”という2人の計画は、戦争によって壊されました。ヴィクトリアさんの姉は今もキーウにいて、夜は浴槽の中で寝ています。
ヴィクトリアさん
「今は(心配で)平静ではいられません。しかし、日本に辿り着くのはとても難しい。地理的に遠いし、物価も高いです」
一方、既に両親も無く、祖母のヴィクトリアさんと一緒に暮らしてきた大学生のディアナさんは、共に来日することを決めました。
ディアナさん
「初めて日本に来られてとてもうれしいです。この国を見てみたいし、断然安全だと感じています」
当初、“1か月”と考えていた避難生活は延ばさざるをえなくなり、ディアナさんはマンスリーアパートに住むことにしました。
ディアナさん
「服は今着ているものとクローゼットにあるものだけです」
キーウ大学のリモート授業もまもなく再開します。
上村彩子キャスター
「日本での生活でどんな不安がありますか?」
ディアナさん
「言葉です。英語も話せますが、まわりに英語を話す人は少ないので。大学の授業はオンラインで受けられますが、時差が大きいので受けられないものもあります」
ウクライナからの避難民の受け入れを決めた日本政府。避難生活が長引けば、彼らが様々な不都合に直面することは確実で、きめ細かな対応が求められそうです。
(02日18:03)
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