富士山噴火 避難は原則「徒歩」・・・「車」から見直し(2022年3月31日)
一転して、見直しされました。
■富士山噴火 避難は原則「徒歩」
静岡県・川勝平太知事:「避難計画に反映できる、重要な成果が得られたものと考えております」
避難計画は去年、富士山噴火を想定したハザードマップが改定されたことを受け、静岡・山梨・神奈川の3県などが見直しを求めていたものです。
中間報告では、溶岩流が3時間以内に到達する地域に住み、避難しなければならない人が、11万6000人ほどに上ったことが明らかになりました。
これまでの1万6000人から、7倍に増えたことになります。
また、避難方法についても、大きな変化がありました。
静岡県・川勝平太知事:「いったん、噴火が起こった場合に、噴火しているわけですから。そのなかで、徒歩でどのように、安全な所に避難するかということの訓練は、不可欠だと思います」
自治体では、これまでは車での避難を呼び掛けてきました。
しかし、噴火による溶岩流は、流れる速度が比較的遅いこと。また、住民が一斉に車で避難すると渋滞が発生し、逃げ遅れてしまう可能性が高まるため、徒歩を原則とする方針を示しました。
(「グッド!モーニング」2022年3月31日放送分より)
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