今季最大149cmの積雪 除雪機の事故に注意を・・・再現映像で注意呼びかけ(2021年12月23日)
23日朝、青森県では今シーズン一番となる149センチの積雪となりました。今、除雪機の事故が増えているといいます。注意を呼び掛ける最新映像が23日に公開されました。
今シーズン最大となる149センチの積雪を観測した青森市の酸ケ湯温泉。
除雪をしているところと、していないところでは一目瞭然。
25日夜から「年末寒波」が襲来し、各地で大雪が見込まれるなか、注意しなければならないのが除雪機による事故です。
NITE(製品評価技術基盤機構)によりますと、除雪機の事故は10年間で40件起きていて、そのうち25件が死亡事故でした。
特に各地で大雪となった昨年度は12件で、過去10年で最も多い件数になりました。
NITEは、これから除雪機を使う機会が増えることから、除雪機の誤った使い方による事故の再現映像を公開しました。
まずは、作業中に誤って足を滑らせて除雪機の下敷きになるケースです。
これはクラッチレバーを固定したまま作業を続けたために、自動停止機能が働かなかったことが考えられます。
除雪機は通常、クラッチレバーを離すと自動停止します。クラッチレバーの固定は絶対に行ってはいけません。
また、雪上での作業は足元が非常に滑りやすいので、バックする時は足元や後方を確認し、除雪機を離れる時は必ずエンジンを切ってください。
気を付けるポイントは他にも・・・。
NITEは除雪機を動かす時には周りに人がいないことを確認し、雪を飛ばす方向などにも注意するよう呼び掛けています。
NITE:「まずは慣れている方でも一回、使用方法をちゃんと確認したうえで使い始めるということを心掛けて頂きたい」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>