一転“白紙”に・・・年金生活者へ5000円給付 「ゼロベース」で見直し正式表明(2022年3月30日)
自民党の高市早苗政調会長は、「この話はなくなった」と述べました。
■5000円給付 一転“白紙”に・・・
自民党・高市早苗政調会長:「もう、この話はなくなったということでございます。反対意見も多く、結局タイミングを逸したので、4月からの補填はもうないということ。全く今、ゼロベースということ。何も決まっておりません」
高市政調会長は29日、政府・与党が検討していた年金生活者などに対する5000円の臨時給付金を「ゼロベース」で見直すことを正式に表明しました。
事の発端は今月15日、与党幹部らが岸田総理を訪問し、新型コロナの影響で、年金の受け取り額が減る高齢者などを対象に、一律5000円の給付を実施するよう求めたものです。
しかし、これには、今年夏の「参議院選挙に向けたバラマキ」「年金が減るのは、現役世代の収入が減ったから。なぜ高齢者にだけ、給付するのか」「5000円だけとは、せこい」など、インターネットを中心に批判の声が上がりました。
事実上、白紙となった5000円の給付金。与党関係者は、次のように話しているということです。
与党関係者:「突飛だし、ちょっと考えれば分かりますよね?5000円で何になるのって。しかも、この間、給付ものは、国民の目が厳しくなっていて、何やってもたたかれる。そういうなかで、6月に年金改定するから手当てしますっていうのは、逆に足元見られるよね」
(「グッド!モーニング」2022年3月30日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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