「医師や患者も危険にさらされている」ウクライナで医療支援のWHO担当者語る
WHO=世界保健機関はロシアによる侵攻が続く中、ウクライナで医療支援を行っています。JNNのインタビューに応じた広報担当者は医療機関も攻撃を受け、医療従事者や患者が危険にさらされている現状を訴えました。
WHO広報担当者 タリック・ヤシャレビッチ氏
「医師も、医療従事者も、それに患者たちも危険にさらされています」
WHOは、ロシアによる軍事侵攻が始まって以降、ウクライナに入り現地の医療への支援活動を行っています。これまでに医療物資150トンを送り、西部リビウの倉庫から各都市に運ぶ供給ラインを構築していますが、ロシア軍に包囲され、激しい攻撃を受けている南東部のマリウポリなど、支援が困難になっている場所もあるといいます。
WHO広報担当者 タリック・ヤシャレビッチ氏
「治安が悪化しインフラも損傷しているなかで、人々は基本的な医療も受けられていません。妊婦は産前も産後も医師に診てもらえない。持病のある人は薬が手に入らない。そして子どもは予防接種も受けられない状況です」
また、ロシア軍による医療機関への攻撃も増えているということです。
WHO広報担当者 タリック・ヤシャレビッチ氏
「これまでに70件を超える攻撃を確認しています。(医療機関への攻撃の)件数は残念ながら日に日に増すばかりです」
WHOはウクライナで医療支援を続けるために、次の3か月で5750万ドル、日本円でおよそ71億円が必要だとしていますが、現状は6分の1ほどの960万ドルしか集まっていないということで、支援を呼びかけています。
(29日11:06)
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