北方領土などで3000人規模軍事演習　ロシアが平和条約交渉の中断表明後初めて

北方領土などで3000人規模軍事演習　ロシアが平和条約交渉の中断表明後初めて

ロシア国防省は北方領土などで3000人規模の軍事演習を始めたと発表しました。ロシア側が日本との平和条約交渉の中断を表明して以降、初めてです。

ロシア国防省によりますと、北方領土を含む地域で始まった演習は敵の上陸作戦を撃退するとの想定で3000人以上の兵士が参加。対戦車ミサイルシステムなど数百の軍事装備が投入されたということです。

ロシア外務省は21日、ウクライナへの軍事侵攻を受けた日本政府の制裁に反発、北方領土問題を含む平和条約交渉を中断すると表明していました。

交渉中断を表明した直後に軍事演習を行うことで、改めて北方領土の実効支配をアピールする狙いがあるとみられます。
（25日16:45）

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