【北朝鮮】ICBM を通常より高い角度で発射か 韓国メディア
北朝鮮によるミサイルについて韓国側の情報です。今回、北朝鮮が発射したミサイルは通常よりも高い角度で1時間以上、飛行したものとみられ、2017年以来のICBM(=大陸間弾道ミサイル)の発射に踏み切った可能性があります。
韓国軍は24日午後2時半過ぎ、北朝鮮が日本海に向けて未詳の飛翔体を発射したと発表しました。詳しい情報は明らかにされていませんが、韓国メディアは、1発のICBMを通常よりも高い角度で発射したなどと伝えています。
文在寅大統領は緊急の国家安全保障会議を開き、今後の対応を協議しています。
北朝鮮は16日には弾道ミサイルとみられる飛翔体を発射したものの、高度20キロ以下で空中爆発し、失敗したと分析されていました。その前にも2回、弾道ミサイルを発射し、偵察衛星の開発のための実験だと主張しています。
ただ、日米韓3か国の分析では、これは2年前に公開されたICBM関連の実験で、関係国は今後も発射があるとみて警戒を強めていました。
金正恩総書記は今年1月の朝鮮労働党の会議で、ICBM発射や核実験の再開を示唆していたので、今回のものがICBMだったとすると、今後、核実験などさらなる軍事行動に踏み切る可能性もあります。
(2022年3月24日放送「news every.」より)
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