親族だった男性から金品奪う目的で殺害した罪 42歳男に無期懲役判決
去年4月、千葉県市原市の住宅で親族だった男性を殺害した罪などに問われている男に、千葉地裁は無期懲役の判決を言い渡しました。
無職の内藤昌弘被告（42）は去年4月、市原市の住宅で金のネックレスを奪う目的で親族だった武藤良博さん（74）の胸を刃物で刺して殺害し、止めようとした良博さんの息子（42）を刺して殺害しようとした強盗殺人などの罪に問われています。
きょうの判決で千葉地裁は、「内藤被告は多額の借金があるのに後先を考えずに仕事を辞め、その場しのぎの行動を重ねた」。「借金返済のために良博さんから借りたロレックスの時計の返還を免れるために殺害に及ぶなど恩を仇で返した」と指摘しました。
その上で「犯行は自己中心的かつ身勝手極まりなく、酌量の余地は全くない」として、無期懲役を言い渡しました。
（23日18:27）
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