「他の政治家では意味が弱い」「なるべく何も考えずに撃った」安倍元首相銃撃事件 山上被告法廷で語る
安倍晋三元首相が銃撃され殺害された事件の裁判員裁判で、2日、山上徹也被告が安倍元首相を狙った理由について「旧統一教会と政治とのかかわりの中心にいる方で他の政治家では意味が弱いと思いました」と語りました。
報告・属ちひろ記者
山上被告への被告人質問はこの日が3日目ですが、事件当日の心境など事件の核心について本人の口から語られました。
法廷で山上被告は、安倍元首相をターゲットにした理由について「安倍元首相と教会との関係が公に続いていくとすれば受け入れがたい。嫌悪感や、敵意が強まっていった」「安倍元首相は、旧統一教会と政治とのかかわりの中心にいる方。他の政治家では意味が弱いと思いました」と語りました。
山上徹也被告は3年前、奈良市で応援演説中だった安倍元首相を手製のパイプ銃で撃ち、殺害した罪などに問われ、母親が、旧統一教会に多額の献金をした影響が、裁判の大きな争点となっています。
この日の被告人質問で山上被告は、事件前日に旧統一教会の関連施設を銃撃したことについて、「(旧統一教会に)自分が怒りを 感じていることを示すために撃ちました」と述べ、「その頃には安倍元首相を襲撃することを決めていたか」と問われると、「そうです」と答えた上で「関係性が深いのは常識だが、一般社会では分かっていないので、予め示しておかないといけないと思った」と話しました。
さらに、事件当日、安倍元首相が到着したのを見て「本当に来たんだな」と心境を語り、「警備員が私が考えている方向に移動し、偶然とは思えない。警備の目がそれていたので、今と思って車道に出て上半身を狙った。射撃の本で撃つときの心得は『無心で撃つこと』とあり、なるべく何も考えずに撃った」と話しました。
この日の裁判は、午後5時ごろまで、山上被告と拘置所で接見を続けていた宗教学者への証人尋問が続く予定です。被告人質問については、3日、4日も続き、山上被告が何を語るのか、引き続き注目されます。
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