『100畳敷大凧』12年ぶりに完成 技術継承も祭りは中止のまま…まずは安全対策 滋賀・東近江市
観客ら9人が死傷した事故を受け、中止が続いていた滋賀県東近江市の「100畳敷大凧(おおだこ)」の制作が12年ぶりに再開されました。
会場いっぱいに広がる大きな凧。東近江市の伝統文化である「100畳敷大凧」で「東近江大凧まつり」に使われるものです。
この祭りでは10年前、凧が強風にあおられて落下し1人が死亡、8人が重軽傷を負う事故があり、今も中止が続いています。
祭りを主催していた保存会の中村さんは当時、大凧が落ちる様子を目の当たりにしました
東近江大凧保存会・中村章 副会長
「(凧の下に人を入れないなどの)シンプルな安全対策をするべきだったのに、なんでこんなことになってしまったのかと、やっぱりもう…いろいろ考えますね」
国の無形民俗文化財でもありますが、保存会のメンバーが高齢になり、大凧作りの技術と知識の継承が必要だとして、安全対策の協議が進んだ今年、制作の再開が決まったのです。
東近江大凧保存会・中村章 副会長
「このまま伝統文化もおしまいかなというような気持ちにもなってましたけど、大凧が制作できるとなって感慨もひとしおでございます」
100畳にも及ぶ大凧の制作には、のりつけや墨入れといった複数の工程が。
市民らも交えて、すべて手作業で作っていきます。
制作開始から1か月以上が過ぎた今月6日。ようやく完成した大凧。
描かれたのは鶏と祝「昭和百年」で「慶(鶏)祝・昭和百年」。絵と文字の組み合わせで意味を持たせる絵柄は東近江市の大凧の特徴の一つです。
大凧をあげる場所と見学する場所をわけて、「安全対策」を第一にした凧あげを目指しています。
東近江大凧保存会・中村章 副会長
「毎日、(事故のことが)頭にありましたね…。大凧に関わるとなると、遺族の方には申し訳なかったなと。もうだからそういうこと(事故)は絶対起こさないと誓ってやるしかない」
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