【新型コロナ】今年のお花見は? “まん延防止”影響も 花粉症とオミクロン株見分ける目安は

【新型コロナ】今年のお花見は? “まん延防止”影響も 花粉症とオミクロン株見分ける目安は

【新型コロナ】今年のお花見は? “まん延防止”影響も 花粉症とオミクロン株見分ける目安は

11日は全国的に4月並みの春本番の陽気となり、いよいよ桜の開花が近づいています。
「今年のお花見はできるのか」が気になる方も多いと思いますが、もうひとつ、この季節に気になるのが、花粉です。

11日、東京では最高気温が18度を超えました。桜の名所、上野公園では、早咲きの桜が見頃となり、多くの人が写真におさめていました。

東京のソメイヨシノの開花予想は3月23日です。しかし、東京都はすべての都立公園で、シートを敷いての飲食や飲酒を伴う宴会などの自粛を求めています。

まん延防止等重点措置が3月21日まで延長されている東京都では、11日、新たに8464人の感染を確認しました。依然として高い水準です。

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川沿いに800本もの桜が咲き誇る東京・目黒川。コロナ禍前は300万人ほどの花見客が訪れていた人気スポットです。

しかし、”まん延防止”延長を受け、目黒区が花見の自粛を呼びかけました。沿道のライトアップなども行わないということです。

目黒川近くのインドカレー店では、コロナ禍前の花見シーズンは通常時の1.5倍の売り上げがあったため、花見の自粛要請の影響は大きいといいます。

RedBookオーナー 井上愛さん
「ボーナス的にそこで利益が出たものを設備投資に回そうとかしてはいたんですが、それがここ2年はない」

一方、目黒川で行われている、船に乗りながら桜のトンネルをくぐるクルーズツアーは、今年は客足が戻りつつあり、土日は満席の日もあるといいます。

しかし懸念していることがありました。

ジール遊覧観光事業部 折原忠夫さん
「(“まん延防止”の)再延長の可能性もかなり懸念しておりますが、安全第一で運行できる態勢を整えていければ」

“まん延防止”が再び延長となれば、キャンセルする人が出る可能性もあるということです。

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一方、都内にあるクリニックでは、花粉症かオミクロン株の症状か判断しづらいケースも多いといいます。

いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道院長
「せき、たんがずっと続いていて、なかなか止まらないなと」

患者
「あわせて花粉症の症状も出始めたんです。目がかゆい、鼻は流れるような、すーっと」

鼻水や鼻づまり、けん怠感など症状が似ているというオミクロン株と花粉症。見分けるための目安については…

いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道院長
「目のかゆみ、鼻のかゆみ、そういった症状が連なってある場合は花粉症の可能性が高い。(オミクロン株の場合)熱や強い痛みを感じることが多い。激しい頭痛、激しいのどの痛みとか」

迷ったら自己判断せず、医療機関を受診することが大切です。

この週末は東京で今年初めて20℃以上になる予想で、花粉がかなり多く飛ぶとみられています。
(2022年3月11日放送「news every.」より)

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