【解説】梅雨明けて早々暑い 6月なのに猛暑日を記録 万博では未来型「クール」取り組みの熱中症対策
きょう(30日)、京都市内では36・8℃の猛暑日を記録。各地でうだるような暑さですが、「熱中症ゼロ」を掲げるユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは、ある「クール」な取り組みが行われています。
6月なのに・・・あつい、梅雨明け早々・・・あつい、あ~ あつ~~い
田上瑛莉香 記者
「帽子をかぶっても、サングラスをしても防ぎきれない日差しを防ごうと、橋の下の日陰では多くの人が休んでいます」
京都市の最高気温は36.8℃と体温並みの暑さに!6月の気温として観測史上2位タイの暑さとなりました。
高校生
「すごく暑いですね。まだ、あと何十年もあるのに人生、こんな若い時なのにバテそう」
オーストラリアから訪れた人
「ホテルに戻って休みます。とても暑いので」
「暑すぎて溶けるんじゃないかなと思います」
(Q:すみません、暑い中)
「めっちゃ暑そうなんで、水分ちゃんと取ってください」
まさしく「異例の暑さ」。“夏の風物詩”鴨川の川床をサーモカメラで見てみると。
「45℃を超えています」
そのため、来月からは営業時間を変更する店も出てきました。
割烹「露瑚」女将・小林楓さん
「平日はお休みさせていただいて、夜のみ営業。昼の営業分の売り上げは下がってしまう」
各地で真夏並みの暑さとなったきょう(30日)、兵庫県では熱中症警戒アラートが発表されています。
こんな暑い日は…
瀧本怜佳 記者
「きょうは青空が広がりとっても熱い一日ですが、ここはとっても涼しいです!」
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで明日(7月1日)から始まる夏のイベント、「NO LIMIT! クール・サマー」。目玉のパレードには、ハローキティやポケモン、ミニオンなどおなじみのキャラクターが登場。来園者は四方八方から降り注ぐ水で”びしょ濡れ”に!
「最高! 夏きた〜という感じ。待ってました」
「びちょびちょになって、めっちゃ楽しかった。涼しくなった」
ほかにも… 「クール・スプラッシュ・タイム」
園内の様々なところから大量の水を噴射。一気にクールダウンさせる打ち水タイムに…火照った体を冷やすミスト付きの巨大扇風機も登場。
「クールダウンできてとてもいいです。扇風機があるところを探しながら、飲み物を買いながら歩きます」
さらに、初めての試みとして来園者に塩分タブレットを配布しています。
熱中症対策はゲストだけではありません。屋外で働く一部のクルーには扇風機付きのユニホームを導入。
「いつもより風が中に入ってきて とても涼しいです」
さらに…
オアシス隊
「オアシス隊でーす。ドリンクいりますか?」
「3つ欲しいです」
オアシス隊
「冷たいお絞りと塩分タブレットもありますよ」
「おしぼりください」
園内に現れた2人組のクルー。その名も「オアシス隊」。屋外で働くクルーにスポーツドリンクや塩分タブレットなどを配布し、園内の人たちの健康を見守っています。
野外で働くクルー
「ひと息付けるので、次も頑張ろうという気持ちになれる」
オアシス隊
「クルーが接客中にドリンクを飲むのを忘れていることがあるので、それを気付かせてあげるようにしています」
「熱中症ゼロ」を掲げるUSJ。ゲストはもちろん屋外で働くクルーにも笑顔と安全を届ける「クール」な取り組みが続いています。
◇◇◇◇◇◇
(黒木千晶キャスター)
USJの暑さ対策をご紹介しましたが、万博でも様々な暑さ対策が行われています。涼める場所、涼しい場所を増設していて、パラソルは150基追加して300基以上に増えたということです。そして入場ゲート前のスポットエアコンも60台になったということです。
バスは、冷房が効いていて休むことができるんですが、1台から2台に増えたということです。万博はほとんどもう外というか、大屋根リングの下は涼しいけど、それ以外の場所は暑いので、いろんな対策しないとですよね。
(解説:蓬莱大介 気象予報士)
だからこその万博対策ということで、個人向けの対策も行われているようです。レンタル日傘というのがあるみたいです。東ゲートで800本あるみたいです。一部パビリオンでさらに加えて貸してくれるところもあるそうです。
そして働く人の側、スタッフに対しても熱中症のリスクを知らせるスマートウォッチというのをつけているそうです。ダスキンの清掃スタッフに導入されているということで、手に時計みたいなのをつけて、色が変わってそろそろ危ないですよと、休憩取りなさいよと教えてくれます。
(黒木千晶キャスター)
自分じゃなかなか気づかない時もありますよね。
(蓬莱大介 気象予報士)
こういうのもあると働く側の人も「ちょっと休ませてください」と言いやすいのが、すごく大切なんじゃないかなと思います。
万博というのは「未来社会の実験場」だと思うんです。いろんなところでいろんなことが試されてますが、いま万博会場で行われていることというのは、おそらく近い未来、屋外のイベントでは当たり前になってくるんじゃないかなと考えられます。
熱中症というのは今やこちら災害級です。20年前は熱中症による死亡者数は328人だったのですが、去年は2152人と概算で言われております。亡くなった方の直接の原因が熱中症なんですが、熱中症関連死というのもあり、熱中症になってそこから持病が悪化して1週間後に亡くなった、病気が悪化したなども合わせると、この数字よりももっと多く1万人以上いるんじゃないかというような研究結果もあります。
▼特集動画や深堀解説、最新ニュースを毎日配信 チャンネル登録はこちら
https://www.youtube.com/channel/UCv7_krlrre3GQi79d4guxHQ
▼読売テレビ報道局のSNS
TikTok https://ift.tt/h1o4JaY
X(旧Twitter)https://twitter.com/news_ytv
▼かんさい情報ネットten.
Facebook https://ift.tt/7mjxoAP
Instagram https://ift.tt/vKDsmzo
X(旧Twitter)https://twitter.com/ytvnewsten
webサイト https://ift.tt/hTxZdkf
▼読売テレビニュース
https://ift.tt/X19obrH
▼情報ライブ ミヤネ屋
https://ift.tt/7Vk2U9Y
▼ニュースジグザグ
X(旧Twitter)https://x.com/ytvzigzag
webサイト https://ift.tt/B1Yc2gW
▼す・またん!
HP:https://ift.tt/rI2a8oK
X(Twitter):@sumatanent
Tweets by sumatanent
Instagram:@sumatanentame
https://ift.tt/LJWT34y
TikTok:@sumatantiktok
https://ift.tt/lFcAZQi
▼情報提供はこちら「投稿ボックス」
https://ift.tt/S8AwFfR
コメントを書く