コメ価格高騰でJA全農が説明会、精米作業への理解求める 短期間の高騰に危機感 今年の新米価格は?

コメ価格高騰でJA全農が説明会、精米作業への理解求める 短期間の高騰に危機感 今年の新米価格は?

コメ価格高騰でJA全農が説明会、精米作業への理解求める 短期間の高騰に危機感 今年の新米価格は?

 コメの流通状況や価格の高騰をめぐり、JA全農が24日、説明会を行いました。約2時間にわたる説明会で何が話されたのか、中継でお伝えします。
(取材・報告=牧野天稀記者)

 こちらでは午後2時から、コメの生産、流通に関する説明会が行われていました。JA全農は、きょう説明会を開いた理由として、備蓄米の供給が滞っている原因をめぐり、JAや卸売業者に矛先が向くことが多い中、自分たちが精米作業を問題なく行っていることを、少しでも理解してもらいたかった、としています。
 JA全農では、これまで1日に3000トンほど卸業者に引き渡していましたが、需要の増加に合わせて、5月からは4000トンにまで増やしていて、卸からの受注分は問題なくさばけているということです。それでも、短期間で価格が急激に上昇してしまった状況に、危機感をあらわにしました。

 JA全農 金森正幸 常務理事
「消費者にとっては、今までのようにコメを買い求めるのを躊躇することになっていて、高騰した価格については懸念している。国産消費をしっかり確保できる水準(価格)を、しっかり生産サイドとして探っていかないといけない」

◇◇◇◇◇

(黒木千晶キャスター)
 きょうのJA全農の会見で分かったことを、改めてまとめています。
 JA全農の備蓄米の流通量ですが、これは落札した分になりますけれども、政府からJAは95%を落札しています。約29万トンになります。
 そのうち卸売業者などには、全量契約済みだということです。5月からは1日4000トン前後に増やして卸しているということで、約63%が出荷済みということです。こうやってみると、私たちの手に渡るまでには、かなりの時間がかかる印象を受けます。

 そして会見の中で、コメの高騰についても触れています。
 「JA以外にも7万近く事業者がいて、ふるさと納税やネット通販も一般化している。コメの不足感が出た去年は、それぞれが少しずつ多く調達しようと、調達活動が活発化して、取引価格が上昇したのではないか」、と話しています。

 今年の新米価格の見通しについても、きょうの会見で話が出ました。
 「新米は、生産コストの上昇もあって、生産者が営農を継続できる価格水準を考慮した集荷価格になると考える」と、話しています。

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