「春の女神」ギフチョウが羽化 絶滅危惧種のチョウが桜の季節に色鮮やかな姿見せる 京都・福知山市
京都府福知山市の民家では、春の訪れを告げるギフチョウの羽化が始まっています。
ギフチョウは、桜の季節に姿を見せることから「春の女神」とも呼ばれています。環境省の絶滅危惧種に指定され、京都府福知山市の愛好家、大地洋次郎さんは36年前から自宅の庭で人工飼育を行っています。
羽化を始めたギフチョウは、1時間余りかけて、ゆっくり羽を乾かし、色鮮やかな姿を現します。今年は寒い日が続き、例年より1週間ほど遅れているということですが、4月上旬ごろまでに約150匹のサナギが次々と羽化し、暖かくなった野山に放たれます。
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