子どもたちが参道を駆け上がり一番福を目指す「子福ちゃん選び」 地域を盛り上げにぎわい復活へ 兵庫
兵庫県福崎町の神社で、子どもたちが参道を駆け上がり一番福を目指す「福男選び」の子ども版、「子福ちゃん選び」が行われました。
子どもたちにとって負けられない戦いがそこにはある。
(Q:目指すのは?)
「1位」
「1位をとる」
「1位をとる」
「ドーン! ドーン!」
「いける! いける! ゴーゴー!」
福男選びならぬ、子福ちゃん選び。今年の「子福ちゃん」に輝くのは?
かつては地元の人たちが集まり、子どもたちの声が響いていた「井之口惠美須(えびす)神社」。
次第に参拝客が減少し、そのにぎわいは見られなくなりました。
そこで地元の人たちが企画したのが、西宮神社の恒例行事「福男選び」の子ども版、「子福ちゃん選び」です。
ゑびす神社改修検討会の尾藤準也さん
「まずは地域を盛り上げたいという一心で。世間の人にえべっさんを知ってもらおうと思って企画しました」
子福ちゃんに輝いた子どもたちの名前は境内の石碑に刻まれます。
今年、子福ちゃんの称号を賭けてどんなドラマがあったのか。
集まったの90人の子どもたち。低学年、中学年、高学年の3つのグループに分かれ、約170メートルの坂道を駆け上がります。
「ドーン! ドーン!」
小学1年生から2年生の子どもたちが一斉にスタートしました。
低学年の部の子福ちゃんに輝いたのは、赤穂市から初めて参加した小学2年生・清水優平くんです。
清水優平くん(8)
「うれしかった。ただ何も考えずに普通に走った」
次は小学3年生から4年生が参加する中学年の部。
ひときわ緊張している様子の子が一人。
小学4年生の清水陽平くんは、低学年の部の子福ちゃんになった優平くんの兄なのです。
清水陽平くん(10)
「自分も負けられない。弟だけ先頭走られたら嫌だ。自信はあります」
兄の陽平くんも勢いよくスタートを切りました。
先頭集団で疾走します。
しかし…目標の子福ちゃんにはあと一歩届かず。
清水優平くん
「次やればいいから」
来年は兄弟そろって子福ちゃんになるとリベンジを誓いました。
3つのグループでそれぞれ子福ちゃんが決まり、3人の名前が石碑に刻まれます。
ゑびす神社改修検討会の尾藤準也さん
「もし自分が名前を刻まれたとしたならば、自分の子どもを連れて来たり、孫を連れて来たりと、良い参拝の循環が生まれるんじゃないかな」
地元を思う気持ちから始まった子福ちゃん選びは、年に一度、にぎやかな声が響く大切な行事になりました。
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