「静寂を楽しむ」「言葉を視覚化」これまでにはない少し変わったコンセプトのカフェが誕生したワケとは?【情報ネットten.特集】

「静寂を楽しむ」「言葉を視覚化」これまでにはない少し変わったコンセプトのカフェが誕生したワケとは?【情報ネットten.特集】

「静寂を楽しむ」「言葉を視覚化」これまでにはない少し変わったコンセプトのカフェが誕生したワケとは?【情報ネットten.特集】

【あらすじ】
2024年4月、カフェ激戦区の大阪・中崎町に新たにオープンしたのは、“静寂を楽しむ”をコンセプトにしたカフェ。
店内では、筆談や手話などでコミュニケーションを取り、静かな空間の中で抹茶やわらび餅が楽しめます。
8月オープンしたカフェバーでは、“会話の文字おこしディスプレイ”を設置し言葉を視覚化。
ほかにはあまりない、少し変わったカフェが誕生したそのワケとは?  
(かんさい情報ネットten. 2024年8月23日放送)

【内容】
都会の喧騒を忘れ、静寂の空間へ―

カフェ激戦区の大阪・中崎町にことし誕生したのは
“静寂を楽しむ”をコンセプトにしたカフェです。
店内での会話は制限され、お客さんと店員は筆談や、手話でコミュニケーションを取り、
注文はメニュー表を指差すなどして伝えます。

♪抹茶立てる音 『シャカシャカ』
店内に響くのは、調理をする音だけ。
静かな空間で、抹茶やわらび餅を楽しむことができます。
♪来店客 「入った瞬間からBGMとか一切なかったので、今までのカフェと全然違う感じが新鮮でした。」
♪来店客 「もともと手話を学んでみたいと、興味があってきました。」

ここで働く人の多くは、耳が聞こえない、または聞こえにくい人たちです。
坂本さん姉妹は、このカフェで働くため、神奈川県から引っ越してきました。
♪店員 坂本彩子さん 「手話がある環境にいてすごく楽しいです。」
厚労省によると、聴覚障がいがある人の就職先の多くは、
工場や事務職で接客業という選択肢は多くないのが現状です。

憧れの接客業で働き始めた坂野さんは、以前、アパレル業のバックルームで働いていました。

♪店員 坂野水咲さん 「働く前の自分は健聴者との壁が少しあって、
           でもここで働いてから健聴者とのコミュニケーションを積極的に取りに行けるようになりました」

この日、訪れたのはドイツからの観光客で聴覚障害があるお客さん。
言語の壁を越え、お客さんの笑顔を引き出した坂野さんには、ある夢があります。
♪店員 坂野水咲さん 「もう一回アパレルの店で働いて接客をしてみたい」

『聞こえる』『聞こえない』の間にある見えない壁が取り払われた空間が広がっています。

“働く環境を工夫”している店はほかにもー。
今月オープンした、クリームソーダや 変わったお酒などが楽しめるカフェバーです。
客と店員との間には透明なディスプレーが。

♪報告 澤田真優 「こちらの画面越しに注文をします。青のクリームソーダを一つください。
すると会話の音が文字となり表示されます」

この機器は、リアルタイムで音声を認識し文字を表示します。27か国の言語にも翻訳できるのです。
“声を見える化”することで、聞こえる・聞こえないにかかわらずコミュニケーションを叶えます。

♪Possible代表 松本晴夏さん
「いろんな方の雇用を増やすためにも、みんなが働きやすい場所づくりというところで
  3店舗目は車いすを使っている方が働きやすくて、来やすいようなカフェを作りたいと思っています」

“環境を変えることで誰でも一緒に時間を共有できる”
 そんな場所づくりが求められています。

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