「ただ事実と向き合え。人を殺したんだよ」神戸・男子高校生殺害、遺族が元少年に損害賠償を求め提訴
14年前、神戸市で男子高校生が殺害された事件で、遺族が、殺人罪で有罪判決を受けた男と両親に対し、約1億4900万円の損害賠償を求めて提訴し、12日会見を開きました。
2010年、神戸市北区の路上で、当時16歳の高校2年の堤将太さんが、ナイフで刺されて殺害されました。事件から11年後、当時17歳の男が殺人の疑いで逮捕され、一審の神戸地裁で懲役18年の有罪判決を受けましたが、男は控訴しています。
堤さんの遺族は12日会見を開き、男の両親が監督する義務を怠ったなどとして、男と両親に対し約1億4900万円の損害賠償を求め、今年3月に提訴したことを明らかにしました。
堤将太さんの父・敏さん
「ただ事実と向き合え。人を殺したんだよ。その償いだけしろと」
第1回口頭弁論は、8月に予定されています。
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