「この人は裏切ったらあかん」「ほんまにショックです」保護司殺害 支援を受けた男性が苦しい心境語る
滋賀県大津市で保護司の男性が殺害された事件で、男性から支援を受けていた男性が取材に応じました。
保護観察中に新庄さんから支援を受けた男性
「今の自分にはその存在が大きかったと思う。自分を大事にしてくれた人には恩返ししたい気持ちがあるけど、それができないことに関して一番どうしていくべきか考えている」
そう語るのは先月、殺害された保護司の新庄博志さん(当時60)から支援を受けていた男性です。
10日に殺人の疑いで送検された無職の飯塚紘平容疑者(35)。5月、大津市の住宅で新庄さんを刃物で刺すなどし殺害した疑いがもたれています。司法解剖の結果、新庄さんの死因は出血性ショックで、上半身に10か所以上、刃物で刺されたとみられる傷があり、警察が殺人事件として調べていました。
新庄さんは、経営者としてレストランの運営などを行う傍ら、2006年から「保護司」として活動していました。保護司とは、犯罪や非行をした人の社会復帰を支援する非常勤の国家公務員です。
飯塚容疑者は2018年、大津市内のコンビニから現金約2万円を奪ったとして逮捕され、2019年には執行猶予5年の有罪判決を受けました。飯塚容疑者を新庄さんは5年前から担当していました。そして、7月で保護観察期間を終える予定だったといいます。
新庄さんは月に2度ほど飯塚容疑者を自宅に招くなどして面談をしていました。事件があったとみられる日も、面談予定だったということです。実際に新庄さんの支援を受けていた男性はー。
保護観察中に新庄さんから支援を受けた男性
「新庄さん自身が、僕らのような社会になじめない人間に対してすごく思ってくれているのが伝わってきた。この人は裏切ったらあかん。期待に応えたいなって。(私の)プライベートな服装があまりよろしくないということで『ジャケット一枚くらい持っていたら、よそ行きで着るやろ』ってことで新庄さんのジャケットを一枚いただいた。ほんまにショックです」
SNS上には、滋賀県在住を名乗る飯塚容疑者とみられる人物が「保護って言葉は要注意ワード」「全然保護しない」など、保護司に対する不満や殺害をほのめかすなど複数の投稿が見つかっています。
しかし、警察と、新庄さんが所属していた保護観察所は2人の間で事前にトラブルを把握していなかったと言います。一体何があったのでしょうか。
調べに対し、飯塚容疑者は「私はやっていませんし、何も話したくありません」と容疑を否認しています。
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