トイレで出産した赤ちゃんを放置死 女は起訴内容認める「妊娠に気づいたが受診しなかった」検察指摘
勤務先のトイレで出産した赤ちゃんを放置し、死亡させた罪に問われている女の裁判員裁判が始まり、女は起訴内容を認めました。
起訴状などによりますと、小関菜津美被告（35）は、去年8月、大阪市阿倍野区のアルバイト先の飲食店のトイレで、便器に男の子の赤ちゃんを産んだ後、放置して死亡させた罪に問われています。小関被告が勤務中に腹痛を訴え、トイレから戻らなかったことから同僚が119番通報し、かけつけた救急隊員が出産直後の小関被告と心肺停止状態の男の子を見つけ、事件が発覚しました。
4日、大阪地裁で始まった裁判員裁判で、小関被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。一方、検察側は、「当時、風俗店に勤務していた被告は、妊娠したことに気づいていたが、周囲に相談せず病院も受診しなかった」などと指摘しました。
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