通園バスに子どもの置き去り防止装置を設置 全国初Wi-Fi活用、死角がないのが特徴 滋賀・野洲市
滋賀県野洲市の通園バスに「Wi-Fi」の電波を活用した、子どもの置き去り防止装置が設置され、3日、お披露目されました。
開発されたのは、バスや乗用車の車内に取り付ける、子どもの置き去りを防止するための装置です。村田製作所が開発したこの装置は、車内の前方と後方から出た「Wi-Fi」の電波が、動くものを検知すると音で知らせる仕組みで、カメラとは違い死角が存在しないのが特徴です。
一昨年、静岡県で3歳の女の子がバスの車内に取り残され死亡する事故が起きたことなどを受け、開発されました。村田製作所によりますと「Wi-Fi」を活用した置き去り防止装置は全国で初めてだということで、この技術をほかにも広めていきたいとしています。
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