JR西日本の営業収益が過去最高に インバウンド需要増加など、鉄道の利用がコロナ前の水準まで回復
JR西日本は30日、2023年度の期末決算で、鉄道の利用がコロナ前の水準まで回復し、営業収益は過去最高を更新したと発表しました。
JR西日本は30日の会見で、2023年度の決算について、グループ全体の営業収益が前の年よりも約5.1%増え、1993年度以降過去最高となる、1兆6350億円になったと発表しました。
鉄道事業のみならず、不動産事業や物販での需要回復が大きく寄与したほか、インバウンド需要の増加が理由だということです。
また、在来線での通勤通学などを含む鉄道の利用全体についても、コロナ感染拡大前の94%にまで回復しました。
今年度の運輸収入についても、北陸新幹線延伸開業やインバウンドの更なる増加から、過去最高を見込んでいます。
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