「違法性はございません」“大麻グミ”健康被害で製造販売会社の元社長ら逮捕 指定薬物HHC所持疑い

「違法性はございません」“大麻グミ”健康被害で製造販売会社の元社長ら逮捕 指定薬物HHC所持疑い

「違法性はございません」“大麻グミ”健康被害で製造販売会社の元社長ら逮捕 指定薬物HHC所持疑い

 昨年、健康被害が相次いだいわゆる“大麻グミ”を巡り、新たな動きです。近畿厚生局麻薬取締部は26日、“大麻グミ”を製造・販売していた大阪の会社の元社長の男を指定薬物を所持していた疑いで逮捕しました。

 “大麻グミ”製造・販売会社の元社長 松本大輔容疑者
「我々が販売しているものは違法な成分ではないので、違法性はございません。脱法ではないと思っています。認識の違いだと思います」
(Q、どのように認識したらいいのか?)
「アメリカに行ってください」

 こう豪語していた男。医薬品医療機器法違反の疑いで逮捕された“大麻グミ”の製造・販売会社の元社長、松本大輔容疑者(39)です。また、開発担当だった高田浩司容疑者(38)も逮捕されました。

 近畿厚生局麻薬取締部によりますと、松本容疑者らは昨年11月、神奈川県内の倉庫で指定薬物のHHC(ヘキサヒドロカンナビノール)を含む、固形の商品7.7キロを所持した疑いが持たれています。昨年11月、麻薬取締部などが倉庫や工場に立ち入り検査するなどして、今回の事件が明らかになったということです。

 HHCは、摂取すると意識障害やおう吐などの症状が出るとされ、厚生労働省が一昨年3月、指定薬物に追加して所持や販売が禁止されていました。

 “大麻グミ”を巡っては昨年9月、大阪府内でこの会社が製造したとみられる“大麻グミ”を食べた後に、おう吐などの症状が出て、4人が病院に搬送されるなど健康被害が相次ぎました。

 厚生労働省は昨年11月、それまで規制の対象ではなかったよく似た成分を、さらに指定薬物に追加するなど対策をとりましたが、その後も規制されていない成分の商品が出回るなど、いたちごっこが続いています。

 今年2月には麻薬取締法違反の疑いで、警察から店や工場などの捜索を受けていた松本容疑者。自身のSNSには会社を解散し、店や工場は閉鎖したと投稿していました。麻薬取締部は、松本容疑者らが容疑を認めているかどうか明らかにしていません。
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