トヨタ「プリウス」13万5000台超リコール 防水性能が不十分で、走行中に半ドア状態となる恐れ
トヨタ自動車は、主力車種である「プリウス」13万5000台以上のリコールを国土交通省に届け出ました。最悪の場合、走行中に半ドア状態になる恐れがあるということです。
リコールの対象は、2022年11月24日から24年4月3日までに製造されたプリウス13万5000台あまりです。
国土交通省によりますと、後部座席のドアハンドルを開くスイッチの防水性能が不十分なため、洗車などで多量の水がかかるとスイッチに浸水し、ショートを起こしてしまう可能性があるということです。
最悪の場合、走行中に半ドア状態になる恐れもあるとしています。
トヨタ自動車によりますと、これまでに3件、不具合の情報があるものの、現時点で事故は確認されていません。
トヨタ自動車は、対策部品の準備に時間を要しているとしていて、準備が整うまでの措置として、利用者に走行時のドアロックの徹底を呼び掛けています。
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