世界遺産登録目指す『飛鳥・藤原宮跡』奈良県知事が視察 国は昨年「遺跡の保護が十分ではない」と指摘
奈良県の「飛鳥・藤原宮跡」に9日初めて山下知事が訪れユネスコの世界遺産登録にむけた課題などについて地元自治体の担当者らから説明を受けました。
「飛鳥・藤原宮跡」について奈良県などは協議会を作り、世界遺産の登録を目指してきましたが、去年、国は「遺跡の保護が十分ではない」として推薦を見送っていました。
山下真奈良県知事
「ユネスコに推薦できるような状況にまで整備されていないではないかという厳しいご指摘を文化審議会からいただいた。やっていかなければならない」
今後「遺跡の保護」などを新たな取り組みを盛り込んだ推薦書の案を取りまとめ、3月末を目途に国に提出する予定です。
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