【映像で振り返る】愛くるしさで人気「タンタン」天国へ 復興のシンボルも、死産に病…波乱の生涯に幕

【映像で振り返る】愛くるしさで人気「タンタン」天国へ 復興のシンボルも、死産に病…波乱の生涯に幕

【映像で振り返る】愛くるしさで人気「タンタン」天国へ 復興のシンボルも、死産に病…波乱の生涯に幕

 阪神・淡路大震災の復興のシンボルとして長年愛されてきたジャイアントパンダの「タンタン」が3月31日、死にました。

 神戸市立王子動物園 加古裕二郎 園長
「昨日の午後11時56分に死亡いたしましたので、謹んでお知らせいたします」

 神戸市立王子動物園で長年愛されてきたメスのジャイアントパンダ「タンタン」が昨夜遅く、28年の生涯に幕を下ろし、天国へ旅立ちました。人間でいう100歳近い年齢で、近年は心臓の病気を患い観覧が中止され、中国への返還も5回延期されていました。

(Q;パンダのタンタンが昨日の夜、死にましたが…)
 来園者
「えっ!知らなかったです。残念だし、かわいそう。ちょっとショック…」
「いつも可愛らしく笹を食べてね。愛らしい感じだったからすごく残念ですね」

 24年前、オスのコウコウとともに中国から来たタンタン。まだ4歳でした。
初めて公開された日には、この行列! 神戸初のパンダを一目見ようと多くの人が押し寄せたのです。

 来園者(2000年)
「愛くるしいです、和みます」
「かわいい!(Q:どんなところ?)目!」

 その愛くるしさは、その5年前の震災で傷ついた人の心を癒し、入園者数は100万人から200万人へと倍増しました。瞬く間に動物園のシンボルとなりましたが、その半生は平坦なものではありませんでした。

 繁殖の研究のため来日したタンタン。“お母さん”になるため、人工授精にも取り組みました。これまで2回妊娠に成功しましたが、1回目は死産、2回目は出産から4日目に赤ちゃんが死んでしまい、その夢は叶いませんでした。

 ここ数年は心臓の治療を受けながら余生を送ってきたタンタンでしたが、3月13日に液体の流動食が食べられず、寝たきりの状態となり、昨夜、飼育員らに見守られながら、静かに息を引き取ったということです。
 動物園は後日、「お別れの会」の開催を検討しています。
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