来春へ早くも”ラン活” 親たちも悩み「ちゃんと6年間背負ってくれるのが一番」ワークマンも初参入

来春へ早くも”ラン活” 親たちも悩み「ちゃんと6年間背負ってくれるのが一番」ワークマンも初参入

来春へ早くも”ラン活” 親たちも悩み「ちゃんと6年間背負ってくれるのが一番」ワークマンも初参入

3月21日はランドセルの日。ランドセルを選ぶ活動、いわゆる「ラン活」が早まるニュースは、風物詩になりつつありますが、その中身も激変しています。

 お気に入りのランドセルを選ぶ子どもたち。

 来店者
「色は紫?それはもう決定?これ、12歳まで背負うんやで。大丈夫?」

 今年ではなく、来年小学校に入学する新1年生なんです。

 好きなランドセルを売り切れる前に買ってあげたいと、年々、早まっているラン活。

 定番色の黒や赤だけでなく、好みの多様化、多色化が進んでいます。

 この店では、パーツの色やデザインの組み合わせによって、24万通り以上の中から選ぶことができます。

 羽倉ランドセル 灰谷綾子さん
「元々、赤のランドセルの内装の色がピンクのチェック柄だったんですけど、男の子の人気が徐々に増えてきたことで、こちらのようにグレーのチェックに昨年度から変更になりました」

 ランドセル業界ではここ数年、ほかにも大きな変化が。

 今年6月、ランドセル市場に初めて参入する「ワークマン」

 平均価格は5万円を超えるランドセルが、8800円。低価格と、防弾チョッキに使われる素材で作られた丈夫さが売りです。

 また、軽量化と見た目を両立させた商品も。重さ約925グラム。表のフタはこれまでと同じ素材で、見た目を変えず、中は軽いナイロン素材に変えて軽量化を実現しました。

 一方、選べる種類が増えたことでこんな声も…。

 来店客
「色んなランドセルがたくさんあって、何を決め手にするのか迷います」
「軽いのがいいのかなと思っているんですけど、牛革を選ばれる方が多い。そこらへんの(重さの)違い」

 親の悩みを解消しようと、全国のメーカーなどが所属する団体が今年1月から発信するのはこちら。

 日本鞄協会 ランドセル工業会のYouTube「ランドセルくらぶ研究室」
「ランドセルはいかに体感重量を軽く感じるかが重要なポイントです」
「やはり背中に重心を持ってきた方が軽く感じられるので」

 日本鞄協会 ランドセル工業会 村瀬靖人さん
「事実とは違う目線での情報が独り歩きしてしまっているので、業界として正しい情報を皆様に知っていただきたい」

 自分に合うランドセルは、実際に見て、初めて出会えるのかもしれません。

 来客者
「一番最初にここに来て、黄色いランドセルを背負って、『もう黄色に決めたからいい!』と言って、結局『シルバーがいい』となって、今はシルバーで決めた」
 (Q、お子さんは喜んでる?)
「にこにこしてました。本人がちゃんと6年間背負ってくれるのが一番かなと思う」

  羽倉ランドセル 灰谷綾子さん
「自分が選んだという満足感を残しつつも、6年間飽きずに使えるようなお色を選べられるように、ご家族で楽しく話し合いながら進めていただければと思います」

 時代に合わせて変化を続けるランドセル。子どもたちの成長に寄り添う”相棒探し”は、これからも続きそうです。

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