春の風物詩“イカナゴ漁”解禁もわずか1日で終了「買われへん、破産」初セリの値は10年前の約9倍!記録的不漁で庶民の味が高級魚に…
11日、瀬戸内に春の訪れを告げる「イカナゴ漁」が解禁されました。
幸永丸水産 社長 桝本 浩伸さん
「これそうやね。今から(漁)やります。(Q:何匹くらい?)まだわからへんね」
2隻の漁船で中央が袋状になった網を引きながら追いかける「船びき網漁」と呼ばれる漁法で、イカナゴの群れを捕えます。今年初めての網が上がってきました。果たしてイカナゴはどれくらいかかっているのでしょうか。
幸永丸水産 社長 桝本 浩伸さん
「少ない。おらんねやっぱり。厳しいね」
近年は餌となるプランクトンが減ったことなどから、1年で3万トンを超えることもあった漁獲量は激減し、回復の兆しは見えていません。
水揚げされた約500キロのイカナゴはさっそくセリにかけられました。
仲買人
「わー!」「(高値)って言うたで」
あまりの高値に仲買人からも悲鳴が…。
初セリではなんと1キロあたり6800円。10年前の約9倍です。
明石市にある「魚の棚商店街」。
イカナゴを買い求める人たちの行列ができていました。
客
「5キロです。待ちくたびれていた。30年くらい(イカナゴを)炊いているので。待っていてくれる人もいるので…」
「2キロしか買われへん。(1キロ)7000円やで。今日で破産しました」
しかし、今年の資源量は近年の不漁の中でも「最低レベル」と予測されていることから、兵庫県はわずか1日で今年の漁を終了することを決めました。
“庶民の味”だったのがまたまた高級魚となってしまいます。
▼特集動画や深堀解説、最新ニュースを毎日配信 チャンネル登録よろしくお願いします!
https://www.youtube.com/channel/UCv7_krlrre3GQi79d4guxHQ
▼情報提供はこちら「投稿ボックス」
https://ift.tt/sBFYlmv
▼読売テレビ報道局のSNS
TikTok https://ift.tt/bBErPtq
X(旧Twitter)https://twitter.com/news_ytv
▼読売テレビニュース
https://ift.tt/ZpIn8yL
▼かんさい情報ネットten.
Facebook https://ift.tt/tR1KvG2
Instagram https://ift.tt/TWSEzf8
X(旧Twitter)https://twitter.com/ytvnewsten
webサイト https://ift.tt/5Ah4W1a
▼情報ライブ ミヤネ屋
https://ift.tt/tuzHD9J
▼ウェークアップ
X(旧Twitter)https://twitter.com/ytvwakeup
webサイトhttps://ift.tt/mTjEZcC
コメントを書く