京都・松井新市長、観光客向けのバス路線を新たに設置の方針 オーバーツーリズム対策として
2月に行われた京都市長選挙で初当選を果たした松井孝治新市長が26日、初めての記者会見に臨み、オーバーツーリズム対策として観光客向けのバス路線を新たに設置する方針を明らかにしました。
この日朝、約500人の職員や市民らに出迎えられ、初登庁した京都市の松井孝治新市長は就任後、初めてとなる記者会見に臨みました。
3月、市議会で始まる来年度予算案の審議に向けて決意を語り、オーバーツーリズム対策を強化する方針を打ち出しました。
京都市 松井孝治 新市長
「混雑緩和に向けた市バスの増車、あるいは市民利用と観光利用のすみ分けに向けた『観光特急バス』の新設、混雑対策や受け入れ環境整備等を強化した予算を編成しました」
観光客向けのバス路線の設置について、具体的なスケジュールは検討中とし、今後、必要な関連費用は補正予算でも計上していく方針です。このほか、人口流出や財政難など山積する課題についても今後、必要な政策を提案していくとしています。
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