「借金の返済などに使った」捜査で訪れた住宅から現金など窃盗 57歳の警部補を懲戒免職 京都府警
捜査で訪れた住宅から現金などを盗んだとして、逮捕・起訴された京都府警の警部補が懲戒免職処分となりました。
懲戒免職処分となったのは京都府警捜査2課の警部補、林謙司被告（57）です。林被告は5年前、捜査で訪れた京都市伏見区の住宅から現金約10万円などを盗んだ罪や、4年前、防犯指導などの名目で訪れた伏見区の一人暮らしの高齢女性の自宅から現金300万円を盗んだ罪などで逮捕・起訴されています。
その後、捜査費用の一部をだましとっていたなどとして追起訴されていて、京都府警は22日、林被告を懲戒免職処分としました。
林被告は「借金の返済などに使った」などと起訴内容を認めていて、京都府警察本部の森功治首席監察官は「警察に対する信頼を損なう事案で深くお詫び申し上げます。重く受け止め信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。
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