「仕事辞めてまえ」暴言などパワハラや長時間労働…大阪メトロ社員が自殺 遺族と和解(2022年3月8日)

「仕事辞めてまえ」暴言などパワハラや長時間労働…大阪メトロ社員が自殺 遺族と和解(2022年3月8日)

「仕事辞めてまえ」暴言などパワハラや長時間労働…大阪メトロ社員が自殺 遺族と和解(2022年3月8日)

おととし3月、「大阪メトロ」の社内で当時、40代の男性社員が自殺しました。この問題を巡り、遺族と会社との間で3月7日に和解が成立しました。

 おととし3月、大阪メトロのグループ会社で経理業務を担当していた男性(40代)が大阪メトロ本社で自殺しているのが見つかりました。その後、労働基準監督署や社内の調査によって、男性の時間外労働が3週間で120時間以上にのぼっていたことや、上司から「仕事辞めてまえ」「死んでまえ」などと暴言を吐かれるなどのパワハラがあったことも判明しました。

 遺族の代理人弁護士は3月7日の会見で、会社がパワハラや長時間労働などの事実を認めて遺族に謝罪したうえ、「長時間労働とパワハラの再発防止策」などを盛り込んだ和解が成立したことを明らかにしました。

 (亡くなった男性の長男)
 「大阪メトロの方々から真摯な対応は感じましたし、これから(再発防止)対応をすると言っていたので。家に帰って(亡くなった父に)報告したい」

 大阪メトロは、「大切な社員の尊い命が失われた事実を真摯に受け止め、徹底的な組織風土の改善、労働環境の見直しを進めます」などとしています。

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