脂肪吸引手術後に患者死亡 美容クリニック男性医師を書類送検 出血で窒息の恐れ認識も適切な処置怠る
大阪市北区の美容クリニックで去年、脂肪吸引の手術をした患者を死亡させたとして、男性医師が書類送検されました。
書類送検されたのは、大阪市北区の「ハーブドリームビューティークリニック」で勤務していた男性医師（37）です。
警察によりますと、男性医師は去年4月、40代の男性患者の顔の脂肪吸引手術を行ったあと、出血により窒息する恐れを認識していたにもかかわらず、適切な処置を怠り、翌日に死亡させた疑いが持たれています。
男性は手術後、男性医師に対して「呼吸が苦しい」などと体調不良を訴えていました。
男性医師は調べに対し、「病院に行くよう促すこと以上にできることはなかった」と容疑を否認していて、警察は検察に起訴するかどうか判断を委ねる「相当処分」の意見を付けて書類送検しました。
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