「店舗への悪影響考えず身勝手で悪質」吉野家で口に入れた箸で共用の紅しょうが食べる　男に実刑判決

「店舗への悪影響考えず身勝手で悪質」吉野家で口に入れた箸で共用の紅しょうが食べる　男に実刑判決

　大手牛丼チェーン店で、口に入れた箸で共用の容器から紅しょうがを食べた罪などに問われた男に、大阪地裁は実刑判決を言い渡しました。

　嶋津龍被告（35）は一昨年9月、大阪市住之江区の吉野家で、口に入れた箸を使って共用の容器に入った紅しょうがをかき込むようにして食べ、店の業務を妨害したなどの罪に問われています。

　この様子を知人の男性が撮影した動画がインターネット上で拡散し、店が被害届を出しました。

　嶋津被告は営利目的で大麻を栽培した罪にも問われていて、いずれも起訴内容を認めていました。

　15日の判決で、大阪地裁は「被害店舗への悪影響を考えない身勝手で悪質な犯行」として、懲役2年4か月の実刑と罰金20万円などの判決を言い渡しました。
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