前の車が対向車線に… “ブラックアイスバーン”事故多発【スーパーJチャンネル】(2024年1月19日)

前の車が対向車線に… “ブラックアイスバーン”事故多発【スーパーJチャンネル】(2024年1月19日)

前の車が対向車線に… “ブラックアイスバーン”事故多発【スーパーJチャンネル】(2024年1月19日)

 前を走っていた車が、突然“ブラックアイスバーン”で事故を起こしました。

 事故の発端となったのは、数台前の車です。一番左の車線を走っていた軽自動車が突然、右に移動。中央分離帯を越え、反対車線に飛び出しました。軽自動車は対向車と衝突。ほか2台が巻き込まれ、合わせて4台が絡む事故になりました。

 当時、路面はブラックアイスバーンでした。一見、ぬれているだけのように見えて実は表面が凍り付いている、そんな路面状態を指します。

 この時もブラックアイスバーン。ブレーキランプは点灯していますが、車はあらぬ方向に滑っていきます。曲がり切れない車、止まり切れない車。これもブラックアイスバーンの状況下で起きた事故です。

 これは、路面状況による制動距離の変化を比較した実験映像で、一番左がぬれた路面、一番右がブラックアイスバーンです。ブレーキを踏むと、ぬれた路面では比較的すぐに止まれるのに対して、ブラックアイスバーンでは6倍以上の距離を要します。

 韓国の高速道路の映像です。ブラックアイスバーンによって、車も人も制御が効かなくなる様子が記録されています。ブラックアイスバーンは韓国で、こう呼ばれているといいます。「道路の暗殺者」「冥土の使い」。

 一見、凍っているようには見えないことから、事故を招きやすく、この時も21台が巻き込まれる大事故になりました。

 事故を防ぐには十分な車間距離を取ること、急加速・急ブレーキを避けることが大切です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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