“女性初”日本エアシステムの客室乗務員出身 日本航空社長に鳥取三津子専務が就任へ【ワイド!スクランブル】(2024年1月18日)
日本航空は17日、4月1日以降の役員体制について発表し、新社長に鳥取三津子専務(59)が就任する。日本航空では初の女性社長、初の客室乗務員出身だ。
■入社4カ月後…日航ジャンボ機墜落事故が発生
鳥取専務
「鳥取三津子と申します。赤坂社長の後任として、本年4月より日本航空株式会社の社長を拝命いたしました。どうぞよろしくお願いいたします」
日本航空は17日、4月1日以降の新体制として、鳥取専務が社長に就任することを発表した。
日本航空では初の女性社長、そして初の客室乗務員出身で、統合前の日本エアシステム出身でも初の社長就任となる。
鳥取専務
「航空会社の根幹であります、安全とサービスの二つ。これが私のキャリアそのものでございます」
鳥取専務は長崎県の短大を卒業後、1985年、後に日本航空に統合される東亜国内航空に客室乗務員として入社。御巣鷹山の事故があった年だ。
鳥取専務
「当時、受けた衝撃は今も大変強く心に刻まれておりまして。安全運航の大切さを次世代に継承していく。そういった強い責任感を今も持っております」
■羽田空港の衝突事故 客室乗務員の対応には…
鳥取専務は日本航空との経営統合以降も、客室関連の業務を中心にキャリアを重ねた。
会見で2日に羽田空港で起きた衝突事故での乗務員たちの対応を問われると、こう答えた。
鳥取専務
「(9人の乗務員たちは)使命感がものすごく強いと思う。本当は自分もものすごく怖かったと思いますし。一人残らずお客様を必ず脱出させるんだという、この使命感は9名には全員にあったからこそ、もちろんお客様のこ協力があってこそ、これが一つ、一番大きかったのだと思う。本当に誇らしく思います」
そんな、鳥取専務の抱負は…。
鳥取専務
「JALという会社は社会の役に立っている。そして、先進的で楽しそうな会社だなと思っていただけるよう、力を尽くしてまいりたい」
(「大下容子ワイド!スクランブル」2024年1月18日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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