遺伝子組み換え“光る魚”とは カルタヘナ法違反で逮捕【スーパーJチャンネル】(2024年1月17日)

遺伝子組み換え“光る魚”とは カルタヘナ法違反で逮捕【スーパーJチャンネル】(2024年1月17日)

遺伝子組み換え“光る魚”とは カルタヘナ法違反で逮捕【スーパーJチャンネル】(2024年1月17日)

■カルタヘナ法違反で逮捕

 遺伝子組み換えで作られた“光る魚”を巡り、2人が逮捕されました。タイ人のタケダ・ソムポーン容疑者(56)ら2人は遺伝子組み換えした熱帯魚「ベタ」を輸入して販売したなどの「カルタヘナ法」違反の疑いが持たれています。

 カルタヘナ法では、遺伝子組み換え生物などを用いる際の規制措置がされています。

 この魚にはサンゴなどの遺伝子が組み込まれていて、紫外線を当てると緑色に発光するということです。

■遺伝子組み換え“光る魚”とは

 熱帯魚「ベタ」とは、どんな魚なのでしょうか。ベタの専門店に話を聞くと…。

ベタショップ「フォーチュン」 石津裕基店長
「東南アジアで品種改良されている熱帯魚で、ヒレが大きくて色も鮮やかなので、とても人気がある魚。ブルー、赤、白とか色は無限にある」

 体長は3センチから4センチで、ヒレまで含めると7センチから8センチ。観賞魚として人気のベタは元々、光る魚なのでしょうか。

ベタショップ「フォーチュン」 石津裕基店長
「体表が金属光沢のように光る品種は前からいる。(今回のベタは)遺伝子組み換えした魚特有の独特の色彩。自然な交配では生まれない」

 去年3月には赤く光る「遺伝子組み換えメダカ」を育てたなどとして、販売業者の5人も逮捕されています。

 度重なる遺伝子組み換えによる魚の未承認の飼育・販売行為。タケダ容疑者らは「ネオンベタ」という名前で販売していました。

ベタショップ「フォーチュン」 石津裕基店長
「そもそも日本で流通して良いものではないはずなので」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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