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半日で完成のインスタントハウス・運ぶだけの住宅 …仮設住宅着工も“適地”少なく【報道ステーション】(2024年1月12日)
大学入学共通テストが13日から始まります。石川県珠洲市にある飯田高校の3年生たちは、試験会場のある金沢市に泊まるため、集まっていました。奥能登には会場がないので、毎年のことなのですが、今年は、事情が違います。
飯田高校3年・河原璃子さん:「みんなの元気な姿が見られてうれしい。周りの人に支えられてここまで来られたので、感謝を伝えながら頑張りたい」
避難所生活を強いられても、勉強は続けてきました。
飯田高校3年・江高周真さん:「避難所で夜とか灯りをつけてもらって勉強していました。なんとか頑張ります」
校長先生が、1人ずつ握手をして送り出しました。
これから寒さが増すなか、家を失った住民にとって、住む場所は、目の前に立ちはだかる大きな問題です。
仮設住宅の建設準備が12日から始まりました。珠洲市では、65戸を予定しています。
作業員:「2月中旬ごろを目標に建設していく予定です」
建設されるのは、2カ所の小学校。この町は、背後に山が迫り、平地は海岸沿いに広がっています。津波のハザードマップでは、浸水想定区域となっていて、小学校は、どちらもその中に含まれています。
石川県土木部担当者:「津波浸水域を避けるとなると、建設できる土地がない。入居希望者には、事前に、そのリスクを伝えていく。津波の避難態勢・対策を講じる」
輪島市でも、1カ所が同じ状況です。輪島市では、2カ所に、合わせて50戸を建設する予定ですが、1カ月程度かかります。
すぐにも寒さが凌げる生活の場は、住民にとって切実な願い。その対策の1つが、テントです。12日、輪島中学校の中庭に設置されたのが、インスタントハウス。最大の特徴は手軽さです。気球のように膨らませ、断熱材を吹きつけると完成。半日で、設置できました。原価15万円ほどで、運びやすいようコンパクトに畳むことができます。開発したのは、名古屋工業大学の北川教授です。
名古屋工業大学・北川啓介教授:「全体が断熱材で包まれていますので、人が入っただけでも温度が上がったり、遮音性も高いし、窓を開けたりとか、いろいろな調整ができます」
体育館にも屋内用のインスタントハウスを設置。こちらの原価は、1万円程度。ダンボール製で、二重構造になっているため、断熱性に優れているといいます。13日以降、各地に100棟を設置する予定です。
また、輪島市は、建設の手間が省ける木造ハウスを発注しています。エアコンやキッチン、トイレなどを完備。トレーラーに乗せ、運びます。
日本ムービングハウス協会・鈴木宏奈さん:「工場で製作して、完成した状態のものを現地に運ぶだけという仕組み。設置後ですと、最短で1週間ぐらい時間があれば、すぐに入居者に利用いただける」
ただ、被災地に向かう道路の状況や、建設予定地での電気や水道の確保など、課題が多いのが現状です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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